エクセルを使っているけど、もっと早く、より効率的に使いこなせないかな、と思っている人は多いと思います。
実際、エクセル作業が早い人は、色々な機能を上手に使って、サクサクと終わらせています。
エクセル作業の効率を各段に上げられる、簡単に使える機能を紹介します。
同じ操作を繰り返す方法(「F4」キー)
セルの色を塗りつぶしたり、フォントを変えたりするなど、同じ処理を繰り返したいことは良くあると思います。
その時に使えるのが「F4」キーを使った、同じ作業の繰り返しです。
例えば、A1セルと黄色く塗ったあと、A2セルを選択して「F4」キーを押すと、A2セルも同様に黄色に塗ることができます。
同じ操作の繰り返しは頻繁にやるから、かなり便利だブゥ!
関数や書式を自動で入力する方法(オートフィル機能)
関数の入力や、書式の設定をする簡単な方法として「オートフィル機能」があります。
下図の例の場合、「C1」セルに関数を入力した後、「C1」セルを選択し直して、「C1」セルの右下の十字を下へドラッグすると、同じ関数が入力されます。
また、「C1」セルの右下の「十字」をダブルクリックすると、同様の入力がある最後の行まで入力されます。
セル幅を入力文字幅に自動で合わせる方法
セルの枠から入力文字がはみ出した時や短い文字数の場合に、列幅や行幅を自動で調整する方法があります。
例えば、A列の幅を自動で調整する場合は、「A」列と「B」列の間をダブルクリックします。
そうすると、「A」列の幅が一番長い入力文字の幅に自動的に調整されます。
上記の例では、列幅を揃えるために広がっていますが、逆に文字が少ない時は短くなります。
また、複数の列を一度に調整したい時は、調整したい複数の列を選択しておいて、列の間をダブルクリックすると、選択した列すべてを一度に調整できます。
また行の幅も、同様に行間をダブルクリックすることで自動調整できます。
連続した入力の切れ目まで選択セルを飛ばす方法
多くのデータの入力がある場合、その最後の行や列を選択する時にスクロールすると時間がかかります。
そこで使える機能が「Ctrl」+「十字ボタン」を押す方法です。
連続した入力の最後のセルを選択できます。
また、入力がないセルを選択していた場合、最初の入力があるセルまで飛ぶことができます。
また、「Ctrl」キーに加えて「Shift」キーも押しながら「十字キー」を押すと、連続したセルを選択することができます。
複数の図形を一気に選択方法(オブジェクトの選択)
エクセル上に図やテキストを張り付けることはあると思います。
それらの図形などを一度に選択できると、移動させたり、消したりする時に便利です。
「オブジェクトの選択」の機能を使うと、ドラッグして選択することで、一度に選択することができます。
「ホーム」タブの中の「検索と選択」の「オブジェクトの選択」をクリックします。
そうすると、ポインターが「十字」から「矢印」に変わります。
選択したい図形やテキストをドラッグで選択すると、まとめて選択することができます。
「オブジェクトの選択」を解除した場合、同じように「オブジェクトの選択」を選択するか、
「ESC」キーを押します。
ウィンドウ枠の固定方法
入力した表の一部を固定したままスクロールしたい時に使うのが「ウィンドウ枠の固定」です
下図の場合、A列の「ID」と、1行目を固定してスクロールできるようにしたい場合、下記のように操作します。。
- 「B2」セルを選択
- 「表示」タブの中の「ウィンドウの固定」をクリックし、「ウィンドウの固定」を選択
これで、A列と1行目が固定されたままスクロールすることができるようになります。
シートを早く探す方法
表示したいシートを探す時に「▶」をクリックして探すと思いますが、多くのシートがある場合、「▶」をクリックしても、なかなか表示されず、何回もクリックする必要があります。
そのような時、「Shift」キーを押しながらクリックすると、一気にシートの表示が右に移動するので、効率良くシートを探すことができるようになります。
まとめ
エクセル作業をする際に、簡単に使えて効率を上げられる機能を紹介しました。
ちょっとしたことで各段に作業時間を短くできますので、是非、使い慣れて効率良く作業ができるようにしましょう!
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