「在宅でできる副業をしたいけど、特別なスキルもないし、どうしたらいいのかな」という人は多いと思います。
仕事やプライベートなどでエクセルをよく使っている人は多いと思います。
ただ、単にエクセルを使うだけの案件をクラウドソーシングで探しても、あまり案件数がないし、かなり単価が安いです。
それじゃ、全然稼げないブゥ。
どうしたらエクセルを使って副業で稼ぐことができるんだブゥ!
そこで、おすすめなのが、「マクロ」を作成できるようになることです。
ちょっと勉強して身に付けたマクロ作成のスキルを使って、副業としてクラウドソーシングで仕事を取れるようにできたので、どうやってマクロを作成できるスキルを身に付けたか、初心者向けに紹介したいと思います。
まずはマクロの基礎を付ける
何を始めるにも、最初の取っ掛かりをどうしていいか分からず、すぐ挫折してしまうことは良くあると思います。
インターネットで調べても、断片的な情報は手に入っても、結局どこから手を出していいか分かりづらいこともあると思います。
逆に、最初の基本が身に付けられれば、あとは分からないところを調べて知識や技術を伸ばして行ければ、どんどん成長できます。
僕のお勧めは、分かりやすい本でざっと初歩的な知識を身に付けることです。
インターネットの情報と違い、本の場合は誤情報の確率が低く、網羅的に勉強できるところが良いです。
参考までに、僕は「できる」シリーズの本で最初に勉強をしました。
僕が書いた超基本的をまとめた記事も参考にしてもらえればと思います。
マクロ作成の流れを把握する
マクロの基本が分かったら、あとはマクロを作成していきますが、コードを書くだけがマクロ作成ではありません。
全体の流れを把握することが重要です。
大まかに、4つのステップに分けて説明します。
(ステップ1)マクロで何をしたいか全体像を明確にする
まずは、全体の作業として、何をしたいか整理します。
案件を請け負う時に、クライアントが何をしたいのか明確になっていないことがあるので、ちゃんと正確に理解するようにします。
場合によっては、クライアントの依頼内容を正確に把握することに一番時間を使うことがあるほど、重要です。
(ステップ2)どのような手順で実行するか決める(アルゴリズム)
単なる転記作業などであれば、条件分岐は無いので楽チンですが、ほとんどの場合は条件分岐が必要となります。
いわゆる「アルゴリズム」ですね。
例えば、「A1セルが○○の時は、このような動作をする」とか、「A列の入力が無くなるまで繰り返す」などです。
多くの場合は、幾つもの条件が複雑に絡み合うことがあるので、手で紙に書きながら図示して考えると良いです。
(ステップ3)コードを書く
全体の動作の流れを作ることができたら、ここでコードを書き始めます。
頻繁に使うコードなどは、まとめて置くと良いですね。
例えば、僕は毎回決まって書くコードがあるので、最初にそれをコピペしています。
(ステップ4)実行しながらエラー(バグ)を見つけて解消する
一通り作成できたら、実際に動かして、想定通りに動作するか、エラー(バグ)が出て止まらないかを検証します。
エラーは頻繁に起きてしまうので、ここで根気強く解消できるかが難しいところです。
難しくする理由の1つとして、どこでエラーが出ているのかを見つけることが難しいことがあります。
バグの見つけ方としては、下記も参考にしてください。
コードの書き方が分からなくても大丈夫
あまりコードを書いた経験が無い人の不安としては、下記のようなことではないかと思います。
どうやって動かしたいか決まっているけど、それをコードでどう書いていいか分からないブゥ!
上記で紹介した本に書いているような基本的な書き方が分かれば、あとは覚えなくて大丈夫です。
その都度、インターネットで調べればいいんです。
VBAについては、インターネット上に、「こういう時は、こうやってコードを書く」と簡単に調べられます。
実は、僕は最初にコードの辞書みたいな本を買って勉強しようとしましたが、インターネットで調べる方が断然早く欲しい情報にたどり着けるので、ほとんどその本を使いませんでした。
また、もう一つ有効な方法として、「マクロの記録」を使う方法があります。
「マクロの記録」は実際にエクセルを操作して、その操作をするためのコードを自動で書いてくれるので、とても参考になります。
例えば、「赤色にセルを塗りたい」という時、マクロの記録を使えば、塗り方も分かりますし、赤色の番号も知ることができます。
「マクロの記録」については、下記も参考にしてください。
あとは、とにかくマクロを作成する
基本が分かったら、あとコードを実際に書いてみることです。
理解することと、できるようになることの間には、大きな違いがあるので、日ごろから使っている操作を作ってみると良いです。
案件を受注する
ある程度、マクロを作れるようになったかなと思ったら、あとは思い切ってクラウドソーシングの募集に応募してみることです。
最初はなかなか案件が取れないかもしれませんが、取れるようになれば月5万円くらいは稼ぐことができるハズです。
お勧めのクラウドソーシングサイトをまとめていますので、こちらも御覧ください。
まとめ
ここでは、副業として案件を請け負って仕事をすることを前提に紹介しましたが、日ごろから使っているエクセルの作業を簡略化するために学ぶのであれば、本当にちょっとしたことから始めれば良いと思います。
マクロを作っていると誰しもが気付くと思うのですが、プログラミングでコードを書くことは、ほんの一部で、どのようにコードを書けばいいか分からない時に調べながら進めれば大丈夫です。
どのように動作させたいのかを構築することが一番重要です。
思った通りに動作してくれると、とても楽しいのもプログラミングの魅力だと思っています。
ちょっとずつでも、頑張ってできるようになれることを祈っています!
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